Uber Taxi 第六感
日本のタクシーは、すでに信頼されている。その良さを否定せず、Uberでさらに便利になることを伝えた。大泉洋が車の到着を「感じ取る」第六感。その正体がリアルタイム追跡だとわかる、コメディとして描いた。
- クライアント
- Uber Japan
- 出演
- 大泉洋、
恒松祐里 - フォーマット
- TVC 30秒・15秒・6秒、
SNS、 PR、 屋外広告 - 公開
- 2026年6月3日
- 役割
- エグゼクティブクリエイティブディレクター
01 · 依頼
スーパーパワー、 2年目
日本でのUber Taxiのプラットフォームは「Master Your Ride」。路上でタクシーを拾うより少しずつ便利になる、アプリの改善の積み重ねだ。1年目のスーパーパワーは、そのひとつ「タクシーが迎えに来る」を、念力でタクシーを引き寄せる超能力として描いた。
2年目は、迎えに来ることを伝え続けながら、アプリの機能をもっと見せること。相手は、今も路上で手を挙げ、アプリで呼ぶ良さを感じていない人たちだった。
02 · 課題
タクシーは そのままに、 便利さを 足す
日本のタクシーは、すでに信頼され、親しまれている。プロのドライバーや信頼できる車両、高いサービス水準を保ちながら、Uber Taxiでもっと便利に利用できると伝えることが課題だった。
03 · アイデア
第六感
超能力を描くシリーズを「第六感」へと展開した。大泉洋と恒松祐里が出演するTVCでは、大泉がタクシーの位置と到着を「感じ取る」。その正体がリアルタイム追跡だと明かされるコメディで、機能の便利さを伝えた。:30と:15の映像に加え、縦型のSNS動画、PRインタビュー、メイキングにも展開した。
提案書の一行はこうだった。「こめかみに触れた瞬間、到着する前のUber Taxiの位置が見える。ライブトラッキングで。」
04 · コピー
見えることが、 伝わる一行
同じ一行が、映像の最後にも、駅や街の広告にも入る。
- タクシーの位置が、パッと見える。(コピー): 映像と屋外広告に。
- 近づいている!(大泉さんのセリフ): 目を閉じたまま。
- タクシーを、思いのままに(シリーズのライン): 2025年から続くシリーズ。

05 · 演出のルール
現実、 想像、 そして現実
超能力のきっかけは、ライブトラッキングでなければならない。だから、どの映像も同じ3拍で進む。まず現実。Uber Taxiが近づいてくるのが見える。路上で手を挙げていたら、これは見えない。次に、その現実に根ざした想像。色調と音楽と芝居が切り替わる。そしてまた現実に戻り、Uber Taxiに乗り込んで終わる。
笑いを支えるのは二人の関係だ。大泉さんと恒松さんは、兄と妹のような同僚を演じる。彼女は彼の持ちネタを全部見てきて、彼が正しいと一度も認めたことがないのに、結局いつもそこに行き着く。二人の共演は約15年ぶりで、恒松さんはかつて映画『半分の月がのぼる空』で大泉さんの娘役を演じている。
06 · カットダウン
15秒と6秒
30秒はこのページの冒頭に。15秒はエンディングだけを変え、6秒はオチだけを残した。
07 · ローンチ
映像の まわりに
ローンチでは、SNS向けの縦型と、インタビュー、メイキング、PRの3本の映像に展開した。
08 · 屋外・交通広告
駅と街で
2026年6月〜8月、東京・横浜・大阪・京都・名古屋・福岡の6都市、33か所に掲出。






09 · 成果
成果
2026年6月3日にUber公式YouTubeで公開し、6月4日から関東・関西・名古屋・福岡でTV放映。30秒と15秒のTVCに加え、メイキングやインタビュー、SNSへと展開した。Uber Japanは2021年比で総取扱高が10倍超に伸び、47都道府県で1,000社超のタクシー会社と提携。この成長を背景にしたキャンペーンとなった。
- 10×
- Uber Japan 総取扱高の伸び(2021年比)
- 47
- 展開する都道府県数
- 1,000+
- 提携タクシー会社数
10 · タイムライン
ブリーフから、 オンエアまで
日付は、ブリーフ、提案資料、Uber Japanの発表による。
- 2025年10月ブリーフMaster Your Rideのもと、スーパーパワー2年目の戦略とクリエイティブブリーフ。
- 2025年12月第1回提案最初のクリエイティブ提案。
- 2026年1月第3回提案提案とフィードバック。
- 2026年3月最終スクリプト第8回。大泉さんと同僚の「第六感」。
- 2026年6月3日公開30秒、15秒、メイキング、インタビューをUber公式YouTubeで公開。
- 2026年6月4日TV放映関東・関西・名古屋・福岡。
- 2026年6月〜8月屋外・交通広告6都市、33か所。

